フィルタリングの幻想
No:133 Time[2008-01-23 18:07:25]
SEOにとってあまり関係がないと思われていたフィルタリング機能、
ここに来て色々問題が出てきているようです。
フィルタリング等というとそもそもどこか民主的でない国のお話ではないだろうか?
なんて考えていましたが、(まあ日本も全然民主国家ではないのですけど)ここに来て
携帯各社が安易なフィルタリングに走るそうです。
それで大慌てなのが、携帯コンテンツを主なサービスとしていたコンテンツ会社
例えばDNAさんなど、利用者の多くを10代の子供をターゲットとしていた会社ですね。
DNAさんというとなんか昔YAHOOがオークションを有料化したとき、その反発したユーザーの人々が代替オークションとして使っていたことを思いだします。
今の収益の柱は携帯コンテンツのようですが、こういった会社がフィルタリングされ携帯からサイトにアクセスできない事態が出始めると会社の存続に及ぶのではないか?
と危惧しています。
そういや~スタービーチさんもやばいんでないのかな~。今はなきトゥナイトでTVの力で有名になったけど、フィルターかかったらね。。。
どちらの会社も多額の費用をかけて監視や削除はしていたようですが、10代の人たちがどれほどのアクセスを占めるのかが問題ですね。
まあ、そこで思ったのですが、SEO以前の問題としてどういう相手をターゲットとして事業展開していくとより安全か、そのコンテンツで食べていくことができるか?という点を考えてみました。流動的なこのインターネット業界において私も多くのサイトをつぶしてきましたし、今だこれでずっと食っていけるというコンテンツを作りあげていません。
(まあ世の中の仕組みは絶えず変化してますからずっと食っていけるものなど存在しないでしょうが)
それでもどういった物がいいのかはわかりました。私も以前は安易に出会い系サイトなどから初めましたし、今でも数年で大手出会い系サイトを作るといったことくらいは可能だと思いますが、こういった物は商売とするには不安定すぎます。人気を出すのは簡単ですが、利益を出すのは難しいですね。
何年もかけて努力して積み上げてきた物をキャリアの気まぐれで安易に失ってしまっては職業すら失うことになりかねません。
そこで最初にどういった物をターゲットとして、商売をするかという根本的なものを考えておくことが重要になってきます。
安全な物としてあげるのは、従来からネットがなくても存在していたサービス。
ということのようですね、逆に危険な物は人と人を結びつけるコミュニティ系。
SEOはともかく、コンテンツを商売として考えた場合まず、その商売の内容が今後フィルタリングにかからない物であるか?
という点まで注意して作っていかなければならず、安易な掲示板の設置などはその商売そのものも危うくするという状況が昨今あるようです。
ですが!
本来人というのは人が恋しくなるものです。
何が楽しいかと言われれば、ネットの向こうに人がいるからです。
フィルタリングするということは、人との出会いを断ち切ることです。
しかも完璧にフィルタリングできるのか?といわれれば利用者の技術レベルでいかようにもなります。
では何故フィルタリングと騒いでいるのでしょう?
これは、知識のない人々の幻想でしかありません。
ネットというのは危険な物です。
ましてやそこに多くの人がいて成り立つのがネットです。
その部分を無視して子供だからとフィルタリングし、大人になって無防備にままネットに出て行き犯罪者の餌食になっていいのでしょうか?
私はフィルタリングなどという安易な物に頼って安全である幻想を抱かせるよりも、
何が危険で、インターネットの仕組みはこうなっているといったことを教えていく方向に持っていったほうがより、大人になったとき
更に進んだネット社会で生きていく力を得るのではないかと思いますが、そのためには技術だけではなく、モラル、常識、たまには自分の嫌いなことがら
にも目を向けないといけない部分も出てくるかもしれません、そんな複雑なことを教えていくことは到底できないから誰かが責任をとれ、そうだサービスをしている
人間が責任をとれ、といった安易な方向に進んでいき、ネットがとてもつまらないものになっていき、そういったことを考えていかなかった、臭いものにはフタをしておけばいいという考え方がしいては、日本の国際競争力の低下すらおこしててくのではないかと思います。
ただ、海外のようになんでも自己責任として幼いころから教えこまれる国と違い、まだ誰かが守ってくれるというやさしさが日本なのかもしれませんが、世界と戦わなければならないこれからの世代の人たちにとってそういった物がもう幻想になりつつあるのだと早くから知っておいたほうがいいのではないでしょうかね。
そもそもフィルタリングで救われるレベルというのはネットのことを知らない人間がネットを使って起す数々問題から救おうということなのですが、フィルタリングしてもすり抜ける者たちに対しての数々の犯罪に対処するのは更に困難になります。逆に言えばより被害者を増やしかねないことになります。なぜならフィルタリングされて困るレベルの犯罪者であれば、検挙も簡単でしょうが、すり抜ける犯罪者であればより巧妙になっているからです。
本来であればネットというものが安全でないこと考えた場合、ある程度の知識というものを見につけてから利用するというのが本来の形でしょうか。
免許もないのに車を運転して車がどちらを走るかもしらずに対向車とぶつかるようなものかと。。。
どちらにしても、難しい問題です。
技術面からフィルタリングをすり抜ける方法を。。。やめときます。
誰がみてるかわからんですものね。。。。
ただ、今現在ウィルスバスター2008から始まったフィシング対策のフィルタリング
この機能に困っていると思われる人のアクセスが当サイトの過去の記事を読みにきているようです。フィシングをしてないのに引っかかる人アドバイスとしてはジャバスクリプト外してみたらどうでしょうか?してる人は論外です。。いや一応アドバイス、そんな知識あるならまともに稼ぎましょうよ。